伊勢の穴場【二見浦】ここにはこの先も残っていて欲しい老舗店がある
伊勢の穴場【二見浦】
伊勢と言えば「伊勢神宮」。お伊勢参りの宿泊は鳥羽や伊勢神宮近辺に少し足を伸ばして賢島も良いですが、実は二見浦は穴場なんです。
二見浦は鳥羽や賢島に比べて大規模なホテルや旅館が少ないのですが、老舗の旅館が揃っていて、海にも近く…と言うか、すぐ側で、夫婦岩しかないから〜と言う人もいますが、夫婦岩からの景色は二度三度と堪能できるんですよ。
夕日が沈む景色や月に照らされた海や朝日に、空気が澄んだ日は、富士山も見られる絶景スポットなんです。
夕焼け |
また、大規模なホテルや旅館が少ない分、人通りも混雑していなくて、ゆっくり海岸沿いを散歩することもでき、もちろん宿泊先の部屋からも海が眺められます。
昨今は、老舗旅館でも朝食だけ付けての宿泊や素泊まりなど、格安で泊まれるプランもあるんですよ。
宿泊は老舗旅館 岩戸館
我が家も今回は、老舗の旅館「岩戸館」さんに一泊朝食付きで宿泊しました。
老舗だけあって、昭和の懐かしい雰囲気が漂う客室で、お風呂は大浴場になります。
窓からは海が見えてトイレは部屋に付いています。
こちらの朝食はオリジナルメニュー「豆乳花」が評判です。自家製の「岩戸の塩」を使用し、いろんな薬味をおぼろ豆腐に入れて食べるのです。もちろん、他にもおかずは揃っていて美味しい朝食でした。自家製の「岩戸の塩」はチェックアウトの際、一人一個ずつ頂きました。
お宿でチェックインを済まし、早速「夫婦岩」の方に散歩。
岩戸館さんからはすぐ近くですから便利です。
岩戸館の朝食 |
二見浦と言えば夫婦岩
まずは、「二見輿玉神社」に参拝。夫婦岩で写真を撮ってゆっくり海を眺めながら散歩。
日の出は夫婦岩の間から見ると幻想的で感動します。
夫婦岩 |
二見のオススメ老舗店
お宿に戻らず、そのまま夕食を食べに二見駅方面に行きます。
途中に、伊勢神宮の賓客の休憩や宿泊施設として1887年に開館された「賓日館」があります。
また少し行くと老舗の旅館が並んでいます。
途中、左に曲がって駅に続く道を行くと、有名な「赤福」があり、こちらは並ばずに赤福餅や赤福氷が食べられる穴場です。
その隣には「お福餅」。こちらも実は創業280年以上の老舗店なんです。赤福と食べ比べも良いですね。
我が家オススメの饅頭店
そして、もう少し駅側に歩くと、我が家のオススメ「旭屋 酒素饅頭」さんがあります。
ここも創業107年の老舗店。粒餡好きの方には是非。
この年の前年に、相棒と伊勢に行った際に見つけたお店なんですが、美味しくてその日に二度買いに行ったんです。
餡も皮も美味しく、一個82円です。
結局、今回の旅でも夕食前と翌朝の2回、買いに行きました。
この先もずっと残って欲しい老舗店です。
酒素饅頭 |
夕食は駅前の洋食店
夕食は、駅前の「扇屋」さんへ。古民家を改装した店構えですが、和洋定食や自家焙煎のコーヒーも美味しいお店です。こちらでは松坂牛のハンバーグもリーズナブルな値段で食べられるんです。
夕食後は、扇屋側のコンビニローソンに寄って飲み物を買い、ちょうど夕焼けが綺麗だったので海岸沿いを歩いてお宿に戻り、おやつに酒素饅頭をみんなで食べました。
朝の絶景
そして、翌朝はやはり日の出。
実は日の出時間が4:30過ぎと言うことで、兄弟3人共起きられなかったのですが、両親はちゃんと起きて動画も撮ってくれていました。
夫婦岩に朝日が真っ直ぐに伸びて幻想的な光景でした。また、天岩戸の御神殿に朝日があたって、それもキレイだったと両親から聞きました。
夏至の前後で天候の良い日は遠く富士山からの日の出が見られ、秋から冬は夫婦岩の間から満月も見られるそうです。
二見浦でのんびり過ごした翌日は、伊勢神宮の外宮と月讀宮に内宮と参拝して帰路に着きました。
このブログを書いている今も、酒素饅頭の美味しさを思い出して、食べたくなります。
こんな時期ですからなかなか行けませんが、また訪れる時まで、絶対に残っていて欲しい老舗店です。
この旅の記録もYouTubeに残しています。
本来はアップ目的で撮影したものではないので、動画内の言葉は全てリアルな表現です。
ご参考になれば嬉しいです。
YouTube動画はこちら
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