ホテル立山 [星に一番近いホテル] に泊まる | 立山黒部アルペンルート2泊3日の旅

まずは、雄山登山へ 

前回の投稿では弥陀ヶ原ホテルを紹介しましたが、その翌朝から室堂に移動しました。
室堂でのこの日の宿は、ホテル立山です。

チェクインする前に雄山に登る予定でしたが、雨で視界が悪く、天候が回復するまで待つことに。
ホテルの人から、チェクイン前に使用できる宿泊者専用の控室があると言うので、そこで待機しました。こちらの控室は広く外も見えるので快適です。

しばらくして、雲が切れて来たのと天気予報では天候が改善傾向だった為、「頂上で晴れたら良いね。」と、言いながら、ゆっくり登ることにしました。
最初はのんびり、歩道脇に少し積もった雪を見ながら「新雪かなぁ〜」と余裕で歩いていましたが、進むにつれて足元が雪になり、視界も悪くなってきたので、これは登れても降りる時が怖いと言うとこで、私とお母さんとお父さんは断念して引き返すことにしました。



お母さんにとっては、古希記念の雄山登頂挑戦でしたが、無理は禁物です。
帰りの道中で、「神聖な山だから、そんなに簡単には登らせてもらえないね。」と、少し寂しそうでした。
と、言うことで、翌年2019年も挑戦することになりました(こちらは、また後日)。

今回2018年の登頂断念の模様はYouTube動画を参考に。末尾に記載。

相棒と弟も少し先まで行ったのですが、やはり途中で断念して戻って来ました。
揃ったところで、チェックインの時間になったのでロビーに。
相棒達は、途中に雷鳥の足跡を見たようです。

立山にて雷鳥の足跡
雷鳥の足跡 かわいいです


星に一番近いホテル【 ホテル立山 】 

ここも弥陀ヶ原ホテル同様、山上のホテルとは思えない程、きれいで広く、設備が整っています。部屋はロビーのある3階のフロアーで、両親がツインに兄弟3人がトリプルの2部屋。
全てトイレ付きで(お風呂は大浴場)、トリプルの方は洗面台が2つ付いていたので、3人だと助かります。願望は立山側でした。
ホテル立山の部屋
ホテル立山の部屋 写真はトリプル

ホテル立山
トリプルは横並びにベットで長いソファーと机があります

ホテル立山トリプルの洗面所
トリプルの洗面所


街のホテルと変わらない、アメニティも一通り揃っています。荷物のとこを考えると、浴衣やタオルも付いているのは本当に有難いです。

夕方、ホテルのガイド付き室堂平散策に参加しました。フロント前ロビーに集合して、外に出ると山にかかっていた雲が切れて雄大な景色が現れました。
ガイドさんの案内は、立山の三山が涅槃像になっていることや、色々「ほぉ〜」と言うことがあって、とても参考になり、一度は体験されることをオススメします。
最後に「室堂山荘」に着いた時、雄山から連なる立山一体が黄金色に輝く光景を見ることができました。これを「」と、言うんですね。

黄金に輝く立山連峰
夕日に照らされた立山連峰

この日、1日だけで色んな色の山を見ることができ、雄山には登れませんでしたが、山を堪能した1日でした。

夕日が沈んだ後の立山連峰
夕日が沈んだ後の立山連峰


散策を終えて、夕食もまた豪華です。
ホテル側から、お母さんの古希を祝っての言葉と、写真を撮ってもらいました。
富山の食材を使った料理にご飯も美味しかった。

ホテル立山の夕食
ホテル立山の夕食

ホテル立山の夕食


ホテル立山の夕食献立
献立


この日の夜は満月に近い月だったので、空が明るく、星はきれいでしたが本当はもっときれいなんだろうなぁと、感じた夜でした。でも、月夜に浮かぶ立山はきれいでした。

満月で星が綺麗に撮れませんでしたが綺麗でした



翌日の朝は早く起きて、ホテルの「ご来光バス」プランに参加。
早起きした甲斐がありました。この日は快晴で、壮大な山から登る太陽は正に光り輝いて感動します。
太陽って本当に凄いですね。さっきまで、じっとしていられない寒さでしたが、太陽の光で嘘のように暖かくなる。太陽は万民を照らすと言いますが、そんな瞬間でした。




ホテルに戻ったら、雲海が見えたので、朝食の時間まで少し散策。朝食はバイキングです。

室堂からの雲海
室堂からの雲海

朝食後、帰路に着くまでにはまだ時間がありましたので、ゆっくり室堂を散策してから、プランに付いていたコーヒー券をホテルのラウンジで使用しました。
朝の散歩ではみくりが池に立山がくっきりと鏡のように写っていて、本当にきれいでした。

みくりが池に映る立山
みくりが池に綺麗に映る立山連峰


美味しいコーヒーを飲んで、帰りの室堂から今度は扇沢の方へと通り抜けます。

室堂から大観峰行きトロリーバス
室堂から大観峰までは10:45発トロリーバス(所要時間10分)
大観峰でロープウェイの時間まで展望台に。ここではロープウェイと黒部湖が見渡せます。
大観峰から黒部平行きのロープウェイ
大観峰から黒部平までは11:30発ロープウェイ(所要時間7分)

黒部平から黒部湖までのケーブルカー
黒部平から黒部湖までは12:00発ケーブルカー(所要時間5分)

黒部湖から扇沢までの関電トンネルトロリーバス
黒部湖から扇沢までは13:05発の今はなき関電トロリーバス(所要時間16分)



途中、黒部平に展望台「パノラマテラス」があるので景色を堪能し黒部湖へ。

黒部平展望台パノラマテラス
パノラマテラスからの景色

黒部平展望台パノラマテラス
パノラマテラスからの景色

黒部湖では1時間程ゆっくりしました。放水時期は過ぎていたのですが、この日は放水がされていてダイナミックな景色と虹の幻想的な光景を見ることができました。

黒部湖の虹
黒部湖の虹 二重に出ていました


黒部湖からの景色
黒部湖からの景色


映像では良く見ていた光景ですが、実際に見ると思っていた以上に迫力がありました。必見です。また、天気が良く紅葉も綺麗でした。そうそう、ダムカードもゲットしました(売店にて)。

扇沢からはバスで信濃大町に出て、あずさで帰りました。
信濃大町では店が少ないため、電車の中で食べるものやお土産は室堂か最終扇沢で買われた方が良いです。
バスで長野か松本まで出られるコースで帰路に着くのも良いかと思います。

今回は雄山登山以外は景色も堪能に宿泊も本当に快適でした。
キャンプも流行っていますが、たまには山のホテル泊もいいですよ!

上記の模様はYouTubeの動画【立山黒部アルペンルート2泊3日】の(3)〜(6)で紹介しています。
宜しければ、ご参考に。

立山黒部アルペンルート(3)*雄山登山に挑戦編

立山黒部アルペンルート(4)*ホテル立山の宿泊に夕方の散歩

立山黒部アルペンルート(5)*ご来光に朝の室堂散歩

立山黒部アルペンルート(6)*室堂から扇沢への帰路の模様

コメント